そのとき、あのコを見つけたんだ。
自転車の鍵を開けようとしていたそのコの制服姿は、少し短めの
スカートが眩しくて、ポニーテールがよく似合っていた。
一瞬で僕のハートを射抜いた彼女。
僕は心の中で呟いたんだ。
「風よ吹け」
そして、彼女と僕の間には、優しい風がふわりと舞った。
舞い上がったスカートの向こうに見えた景色は、淡い水色だった。
それ以来、ミニスカートの女性を見るたびに、僕は風を待っている。
なんちゃって。
「風を待っている」ってのは嘘だけど、「風よ吹け」って心の中で
呟いたら、ホントにスカートがめくれたの。思考は現実化するって
本当なんだなぁと思って(笑)。高校時代の淡い思い出。
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